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MBI(軽度行動障害)をご存じですか。認知症の前段階として注目されている障害です。

自分や家族にあれっ?という症状がある場合、MBIかも知れませんよ。

MBIとは

MBIは、認知症の前段階であるMCI(軽度認知障害)のさらに前段階にあたる障害として、最近になって考えられたものです。

これまで、認知症は、記憶の障害としてとらえられてきましたが、その前に、感情や情緒に変化が現れることが多いことに注目して考えられたものです。

MBIのチェック項目

MBIかどうかのチェックをするには、つぎのような項目にどの程度当てはまるかで判断します。

以前に比べて、次のような状態になってきたかどうかを見るので、もともとそういう人であった場合を除きます。

そして、変化が現れて半年以上続いている場合に、その項目が当てはまるものとします。

自分では、自分の変化に気づきにくいので、家族などが注意しましょう。

・まわりの人や家事に感心が無くなってきた

・これまで興味があったことに対する好奇心が薄くなってきた

・人と話をしたり、日常することが面倒になってきた

・落ち込みがちになったり涙もろくなったりしてきた

・これまで日常的にしてきたことに不安を感じたり心配したりする

・すなおに喜びを表さなくなってきた

・相手が嫌がることを言ったり、怒りっぽくなったり、イライラするようになってきた

・衝動的に行動することが多くなってきた

・我慢がきかなくなって、他人に当たるようになってきた

・他人にベタベタ触ったり、セクハラめいたことをするようになった

・妙に頑固になり、他人の言うことを聞かなくなった

・同じことを何度も繰り返すようになった

・車や自転車の運転が荒っぽくなった

・見知らぬ他人になれなれしく話しかけたり、邪魔をしたりする

・常識的に言って良いことやいけないこと、やって良いことやいけないことの区別がつかなくなってきた

・疑り深くなって、他人にひどい目にあわされそうだと思い込む

どうでしたか。もちろん、上のチェック項目は、あくまで目安にすぎません。

ただし、問題があれば、早めに専門医に診てもらえば、その後、MCIや認知症に進んでいくのを遅らせることができます。

気をつけること

MBIやMCIの確実な予防法は分かっていませんが、高血圧症・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病は、認知症のリスクを高くすることが分かっているので、適切な治療をしておきましょう。

MBIの治療

MBIではないかと疑われる兆候があれば、専門の医者に早めに相談しましょう。

どこの病院に行けば分からない場合は、かかりつけの医者に相談してみるのも良いですね。

市区町村の窓口でも教えてもらえます。

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